民泊・Airbnb運営代行サービスの成功報酬に関する価格相場について

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民泊・Airbnb運営代行サービスの価格相場

民泊・Airbnb運営代行サービスとは

民泊の運営代行サービスとは、施設運営者(ホスト)に代わって民泊運営で生じる様々な作業を行うサービスのことを言い、作業内容としては、宿泊予約サイトへの施設情報登録、掲載用写真の撮影、予約や問い合わせへの対応、滞在期間中の問い合わせ・トラブル対応、ゲストがチェックアウトの清掃作業など非常に多岐にわたる。

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料金体系と価格相場について

民泊・Airbnb運営代行サービスの料金体系は下記のように記載されているケースが多い。

売上 × 10%〜30% + 清掃代

しかし、これは記載の内容をわかりやすいように簡素に書いているだけで、注意書きなどで詳細が異なる場合があるので確認が必要だ。

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料金について確認すべき注意点

料金については、
「売上の定義」
「料率(%)の変動ポイント」
「清掃代の内訳」
の3点を必ず確認するようにしておくとよいだろう。

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「売上の定義」

まずは、「売上の定義」について。ここで確認すべきは、売上とは具体的に何を指しているのかという点だ。運営代行サービスにより、ゲストが宿泊料金として支払う金額だけを指す場合と、この金額にゲストが支払う清掃料金を加えた合算金額を指す場合と2つに分かれる。

この2つがどれだけ違うかについて、以下の条件を仮定し、具体的な数字で見てみよう。
・宿泊売上(ゲストがホストに支払った宿泊料金):30万円
・清掃料金(ゲストがホストに支払った清掃料金):3万円(5,000円/回×6回)
・代行手数料:20%

売上とは、ゲストが宿泊料金として支払う金額だけを指す場合の代行手数料は、
30万円(宿泊売上)× 20%(代行手数料)× 消費税 = 64,800円

売上とは、ゲストが宿泊料金として支払う金額と清掃料金を加えた合算金額を指す場合の代行手数料は、
{30万円(宿泊売上)+ 3万円(清掃料金)} × 20%(代行手数料)× 消費税 = 71,280円

月間の差額が、6,480円。代行手数料で換算すると、2.16%となり決して小さい差分ではない。サービスを選択する際の重要なポイントとして、価格を挙げるのであれば、清掃料金が売上に含まれるかどうかは必ず確認しておきたいところだ。

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「料率(%)の変動ポイント」

代行手数料率は、ほとんどの場合が代行するサービス内容の範囲によって決められている。民泊は部屋のタイプによって、運用方法・フローが異なるのに加え、ホストの意向によっても大きく代行会社側の作業負担も変動する。そのため、運営代行会社はパンフレットやホームページに記載した内容からカスタマイズしたプランを個別に作成し、最終的な代行サービス手数料を決定するというフローをふむ場合がある。

カスタマイズされたプランなのであれば、どの作業が価格を引き上げている要因となっているのかを把握し、ホスト自身の少しの作業で代行手数料を下げられるのであれば、その作業は依頼せずに自身で行うようにすると粗利幅を上げることができる。最適な価格にするためにも、代行手数料率が何で変動しているのかを確認することは大切だ。

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「清掃代の内訳」

最後に、清掃代について。清掃代金は、部屋の間取り・広さと収容人数により決定され、大きい部屋の方が清掃単価は高くなる。この清掃作業とは別途に発生するコストがあるので、その点には注意が必要。別途発生するコストとは、ベッドや布団のシーツ、バスタオルなどのリネン類の洗濯代だ。運営代行サービスの多くは、下請けの清掃会社に作業を委託しているのだが、清掃スタッフは施設近隣のコインランドリーを利用、もしくは施設内の洗濯機を利用し、リネン類の洗濯を実施している。清掃代金は、部屋の広さにより異なる清掃代金に加えて、コインランドリー代が別途加えられる他、洗剤や清掃器具もホスト負担となる場合が多く、「清掃代」の負担額についてもしっかり確認をしておきたい。