街全体がホテルに、”クラウドホテル”という新たな取り組み

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中古住宅のリノベーション事業を展開するクジラ株式会社は、大阪市此花区西九条の中古住宅、中古テナントの一部をリノベーションによって再整備し、訪日外国人観光客や国内観光客向けに宿泊施設や様々なアクティビティを提供する「SEKAI HOTEL」のサービスを6月15日より開始すると発表した。

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SEKAI HOTEL展開の背景

同社はリリースのなかで、背景について以下のように述べている。

今般スタートする「SEKAI HOTEL」が位置する此花区西九条地区は、今や国内外から圧倒的な人気を集めるUSJに隣接した地域で交通の利便性も高く、関西観光の拠点として非常に高いポテンシャルを持っています。しかしながら、このエリアは連棟住宅(長屋)や再建築ができない中古住宅が多くまとまっており、用地取得が困難なため、これまで大手ゼネコンやデベロッパー、行政による大規模な再開発が進められていない状態でした。そこで、当社をはじめとする小回りの利くベンチャーチームはスクラップアンドビルド方式ではなく、主にリノベーションの手法を用いて小規模でスピーディ、かつ持続的に町の再整備を進めることが地域の振興により貢献できると判断しました。

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街全体にホテルとしての機能を持たせる「クラウドホテル」

●“クラウドホテル”構想
「SEKAI HOTEL」は“クラウドホテル”構想を掲げています。この構想は、従来ホテルが持つ「フロント」「宿泊」「飲食」「物販」「アクティビティ」などの機能を一つの大規模な建物の中に納めるのではなく、点在する空き家を再活用しながら、町全体にホテルとしての機能を持たせるという新しい発想に基づいています。

●コンセプトは「Little Japan × No Border」
外国人観光客が異文化(=日本)を直截的に体感できるよう、客室やフロントなどの空間、物販やアクティビティについてグラフィックデザインなど工夫を施します(Little Japan)。また、様々な市民に雇用の門戸を開くとともに、宿泊料金の一部を地域社会の課題解決や途上国支援に活用していきます(No Border)。

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参照:「空き家の解決を軸に国際的観光拠点を創造 クラウドホテル「SEKAI HOTEL」を大阪に6月15日OPEN